フィッシュオイル(オメガ3:n−3系必須脂肪酸)が気分を高揚させ、メンタルへルス(精神的な健康)を向上させる為に役立つとリサーチは報告しています。
The Archives of General Psychiatry誌に掲載された最近の研究では、ハーバードメディカルスクールの精神病学教授のアンドリュー・ストール博士が、二極性精神障害の患者に精神を安定させるための通常投薬の他に、フィッシュオイルまたはオリーブオイルを与え、比較を行いました。
そして4ヵ月後、フィッシュオイルを食べた患者は、オリーブオイルを食べた患者に比べて、症状をより長い期間抑えることが出来ることが確認されました。
関連する研究では、入院中の精神分裂症の患者に12週間、フィッシュオイルだけを治療方法として与えた実験があります。そしてフィッシュオイルは患者の症状を3分の1に抑え、実験が終わるまでの間、抗精神薬の投与の時期を延ばすのに十分な効果が有るという結果が出ました。
オックスフォードのCochrane Schizophrenia Groupによるこの研究は、the Cochrane Database
System Reviewに最近発表されました。
どのようにしてフィッシュオイルが気分を高揚させるのかは、まだ解明されていませんが、研究者達は、神経の発育を助ける働きのある、ドコサヘキサエン酸(DHA)のような脂肪酸が、脳内の伝達経路の過剰な働きを抑制するのを、助けるためではないかと推測しています。
資料:Psychology Today, January/February 2001 |