ハーバード・メディカル・スクールのエドワード・ジオバヌーチ博士は、トマトの健康に関する効果について、特にトマトのガンのリスクを軽減する役割について、過去72の研究のまとめを完了しました。その中の57の研究では、トマトを多く摂取することはガンの予防につながることを含んでいます。
トマトを好んで食べる人ではガン、特に甲状腺、肺、胃のガンについて、大きなリスクの軽減が見られました。またその他、すい臓、大腸、食道、口、胸のガンについても何らかの効果があるとしています。
リコピンと呼ばれるトマトに多く見られる成分は、抗ガン作用を含んでいると見られています。またそれ以外にも"多くの効果的な成分がトマトには含まれている可能性があり、それらが相互的に作用してトマトの抗ガン作用を生み出しているのではないかと考えられます"とジオバヌーチ博士は言います。
トマトがヨーロッパに初めて持ち込まれた1500年代には、このフルーツには毒が含まれていると考えられていました。しかし長い年月を経てトマトは今、ガンと戦うフルーツとして尊敬されています。
資料:Giovanucci, E. "Tomato-based products, lycopene, and cancer:
Review of the epidemiological literature" J. Natl. Cancer Inst.,
1999;91:317-31 |