■ 風邪やインフルエンザの季節到来  
   
木の葉の色も変わり始め、北風が冷たい季節になって来ました…風邪やインフルエンザが猛威を振るい始めるシーズンの到来です。栄養サプリメントやハーブ等は、必ずしもそれらを予防出来るとは限りませんが、免疫機能を助けて、症状の緩和や早期回復に役立つことが出来ます…アスピリンなどの風邪薬は症状を鎮めることは出来ますが、免疫機能の強化には働きません。

一般的な風邪は、鼻や喉等にウィルスが感染して、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、喉の痛み、咳などの症状を示します。また頭痛や発熱、倦怠感を起こす場合もあります。インフルエンザも同様の症状を示しますが、それに加えて筋肉の痛み、寒気、食欲の減退などを伴います。また吐き気や下痢などの症状を示す場合もあります。ミシガン大学の研究者によると、急激な発熱や咳は、インフルエンザの初期症状を示す場合が多いので注意が必要だと報告しています。更にもしあなたがストレス過剰や体力的に弱っていたりすると、バクテリアにより二次感染を起こし、肺炎などになる可能性もあります。"もし症状が現れてから5日間過ぎても全然改善しない、又は悪化している場合は、速やかに病院に行くべきです"とロスアンゼルスのCedars-Sinai メディカルセンターのハードリー医師はアドバイスします。


VitaminC(ビタミンC):

強力なアンチオキシダント(抗酸化物質)であるビタミンCは、白血球や抗体の働きを活発にし、免疫機能の向上に役立ちます。またビタミンCは天然の抗ウィルス、抗ガン物質としてインターフェロンと同様の働きを示します。ある研究では、ビタミンCは風邪の予防よりも、症状の緩和や早期回復により効果がることが報告されています。またビタミンCを一日に2g取った人の方が、1gの人よりも効果が高かったという報告もあります。 最近の研究では高い摂取量のビタミンCは、風邪やインフルエンザを防ぐ効果もあると報告しています。ビタミンCを摂取したグループ252人と、痛み止めやうっ血除去剤のみを摂取したグループ463人を比較しました。ビタミンC摂取グループには1000mgを1日3回与え、その中で風邪の症状を訴えた人には、1000mgのビタミンCを最初6時間は1時間おきに与え、その後は1日3回としました。この実験の結果、ビタミンCを与えられたグループは、比較グループよりも風邪の症状の報告が85%も少ないことが分かりました。

Echinacea(エチナシア):

エチナシアは風邪の初期症状の治療薬として、ドイツではたいへん一般的に服用されています。エチナシアはアメリカンインディアンが何世紀もの間使用しており、1887年にアメリカの医学界に紹介され、抗生物質が現れるまでは風邪のトップ治療薬として活躍しました。最近になり抗生物質がウィルスに対してあまり効果的で無い事が認知され始め、エチナシアは改めて脚光を浴びるようになりました。 エチナシアは白血球の働きを活発にするだけでなく、ウィルスに直接作用することも確認されています。体内でインターフェロンの生成を促進する作用により、エチナシアはNK細胞(ウィルスに取り付いてそれを破壊する)の働きを活発にします。またインターフェロンは酵素を放出しウィルスの増加をブロックする働きもあります。多くの臨床研究はエチナシアの予防に対する効果よりも、症状の軽減と早期回復に対する効果をサポートしています。エチナシアの風邪とインフルエンザに対する症状の軽減と早期回復の効果を、1992年のドイツのリポートでは報告しています。昨年ドイツの研究者が過去に行われた16件の研究(3400人近くが対象)を分析した結果では、風邪に対するエチナシアの効果を"ほとんどの信頼出来る研究では、前向きな結果を報告している"とサポートしています。

資料:GeatLife, Volume 4, September 2001

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