一般的に朝食は一日の中で最も大切な食事であり、そこから取る炭水化物は記憶力を向上させるのに役立つと言われています。
最新のリサーチはそれが正しいことを報告しています。トロント大学のリサーチグループは、一定期間絶食後のカロリー摂取が認識力に与える影響を調査しました。
この実験の結果はAmerican Journal of Clinical Nutrition, Nov. 2001に掲載されました。
実験では22人の男女にそれぞれ、たんぱく質、炭水化物、脂肪分、またはプラセボ(栄養分が全く含まれていない)が含まれるドリンクを、一晩絶食後の朝、それぞれ4回に分けて与えました。
その後ブドウ糖とインシュリンの値をチェックし、そして認識力テストを行いました。
認識力テストとは、言葉を覚えたり、ランダムに並べられた数字を並べ替えたり、ビデオを見て特定の決まった言葉を記録したりというものです。
その結果、プラセボのドリンクに比べ、炭水化物、脂肪、たんぱく質のドリンクは全て記憶力を向上させることが確認されました。
以上の実験から朝食は一日の中で最も大切な食事であることは間違いないようです。
しかし炭水化物が豊富なパンなどだけを取るのではなく、フルーツやヨーグルト、大豆などのたんぱく質や脂肪も含んだ、栄養価が高い食品を取ることがもっと理想的だと言えるようです。
資料:Better Nutrition, Jan. 2002 |