たくさんの果物や野菜を取る事は、心臓の健康にたいへん良い事だと言われています。
なぜなら、それらには高い割合のアンチオキシダント(抗酸化成分)が含まれているからです。
そして今、リコペンが豊富な食品もその仲間に加えられることになるでしょう。
今回、ハーバード大学のリサーチにより、トマトやいくつかの果物に含まれるアンチオキシダント成分であるリコペンは、中高年女性の心臓病のリスクを約33%低減することが発見されました。
この実験では、心臓病に掛かっている女性約500人と、同数の健康な女性の血液分析のデータ比較を行いました。
その結果、血液中のリコペンレベルが高い女性は、リコペンレベルが低い女性に比べ、心臓病のリスク要素である高コレステロール等が33%も低いことが確認されました。
リコペンレベルとは血液中に含まれるリコペンの量を表し、その量は食事から摂取するリコペンの量を反映していると、研究者達は述べています。
「これは特に女性を対照にしたリコペンの心臓病のリスク低減に関する、最初の大規模なリサーチです」と、この研究のリーダーであるハーバードメディカルスクールのハワード・セッソー博士は語ります。
また「この33%のリスク低減という結果は、これから先のリコペンの心臓病に対する研究を促進させるでしょう」、そして「現在、リコペンの一日の摂取推奨量は定められていませんが、この研究は女性はリコペンの豊富な食品を、より多く摂取する事を薦めています」と、ブラハム&ウーメン病院のマイケル・ガジアノ博士は述べています。
リコペンが豊富な食品としては、トマトスープやピザソース等のトマトを使った食品や、スイカやグュアバ、パパイヤ、ピンクグレープフルーツ等が上げられます。
資料:Hervard Women's Health Study 2002 |