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今朝、NYのワールドトレードセンタービルが、テロリストによりハイジャックされた旅客機2機の衝突により、完璧に破壊されました。
ワールドトレードセンターだけでも約15000人ぐらいの人々が働いており、その被害は想像を絶するほど大きいのは間違いありません。
またワシントンの国防総省等にも同様のテロが行われ、キャンプデービッドの近郊にもハイジャックされた旅客機が墜落しました。
アメリカ全国の空港は現在完全に封鎖され、国内、海外便問わず全ての航空機は発着が止められています。
またホワイトハウスを始め公共の役所、学校、また企業の一部(ディズニーランドやユニバーサルスタジオを含む)は安全のため閉じられ、多くの人々が自宅待機の状態です。
TVではほとんどのチャンネルがこの事件の報道を行い、全ての通常の番組はキャンセルされ、コマーシャルは一切流されていません(TV通信販売専門のチャンネルでさえも同様です)。
この事件によりNYSE(ニューヨーク証券取引所)は明日まで閉じられ、また海外との石油の取引もトレードセンター内で行われていたため、石油取引が滞り石油、ガソリン価格の高沸が懸念され、その経済的影響も想像をはるかに越えるものであると考えられています。
一部では銀行からお金が引き出せなくなるのではないかという不安から、人々が現金を引き出しに銀行に殺到しているといううわさもあります。
現在アメリカ国内は異常な緊張感に包まれています。
私のアパートは少し高台にあるので、そのバルコニーからはLAX(ロスアンゼルス国際空港)に離着陸する飛行機が空を飛んでいるのがよく見えます。
それは一時も絶えることは無く、多い時には20機ぐらいを空に見ることが出来ました。しかし現在、空にはたった一機の飛行機の影も見えません。それは私にとって事の異常さを実感させるのに充分です。
ニュースではいつもは人々がごったがえしているLAXが、まるでゴーストタウンの様だと言っています。幸いここLAではテロは発生していませんが、アメリカ第2の都市であることを考えると、まだ予断が許されない状況です。
私はLAに来る前には、NYの、それも破壊されたワールドトレードセンタービルの近くにある語学学校に通っていました・・・そこのスタッフや先生達は無事であるとよいのですが。
ワールドトレードセンターの最上階にあるバーからの眺めは最高で、下に自由の女神やマンハッタンの街並みが見え、そこは毎週水曜日の晩は入場料が無料になるので、友人と一緒に時々お酒を飲みに行ったものです・・・しかしもう二度とあのバーに行くことは出来なくなりました。
TVで見た光景はあまりに生々しく、まるで映画の様に・・・映画であればよかったのですが・・・鮮明に飛行機の衝突から爆発、そして完璧にビルが崩れ落ちるまでを写していて、本当に心臓がバクバクして、声が出ないほど大きなショックを私に与えました。
ここLA、道路を走る車の流れを見ると普段と何も変わらないように感じます。人々と話してみても意外と冷静なように思えます。しかし人々の心の中に、表しようの無い不安感が有るのは間違い有りません。亡くなられた方々の冥福、そしていち早い事件からの復興、そして皆が安心して生活出来る世界が実現できることを心より願います。
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