LA通信 >2003.06.09
 



ロスアンゼルスのWATER(水)事情
HELLO!LA在住のMAMOです。先週までは夏のような暑い日が多かったのですが、最近 はこの時期のLAには珍しく、どんよりとした雲の多い日々が続いています。特に朝 は霧が出る事が多く、時々パラパラと雨が降ったりして、まるで日本の梅雨のような 雰囲気です…日本ほどジメジメはしませんが。でも一般的に空気の乾燥している砂漠 のような気候のLAでは、この湿り気は逆にありがたいのかもしれません。


LAは砂漠に近い乾燥した気候の割には、意外と水資源には恵まれているようで、そ れ程水不足騒ぎを聞いた事がありません。多分、西側を数千メートル級の高い山々に 囲まれているため、そこから来る地下水などが意外と豊富にあるのではないでしょう か。しかし一端その山々を越えてラスベガスのあるネバダ州や、アリゾナ州の方へ向 かうと状況はかなり違うようです。特にここ最近急成長しているラスベガスでは急激 に水の需要が増加していて、地域の農業と水を巡る論議が盛んであると聞きました。 またアメリカの中西部では一年中水不足の地域があり、ひとつの川の水をめぐって町 どうし、または州どうしで争い、もめている所もあるそうです。


朝早くや夕方になると多くの家やオフィスビルディングなどの、庭や玄関先の芝生や 植木にスプリンクラーで水が撒かれている光景を目にします。「一般の家の芝生にも スプリンクラーがあるなんて、さすがアメリカは贅沢だな〜」などとこちらへ来た当 時は関心したものです。しかしこのスプリンクラー、かなりの水を消費するようで、 特に自動散布する機能があると、雨の日でも曇りの日でも時間になると遠慮なく水を 撒き散らします。この水の撒きすぎは水の無駄使いだけでなく、場合によっては植物 を枯らしてしまう原因にもなるそうです。


また時々芝生に水をやる代わりに、歩道に水をまいているスプリンクラーも目にしま す…壊れているのか、調整が悪いのか知りませんが、水の無駄ですし、水をかけられ る事もたまにありまったくいい迷惑です。そこで最近、ある会社が開発した全コン ピュータ制御のスプリンクラー施設がニュースで紹介されていました。それは時間だ けで無く、気温、湿度、木や草花などの種類、さらにその庭の傾斜ぐあいなどの地形 情報を入力すると、それぞれの散水口が最適な量の水を最適な時間に散水するとのこ と…そのデータの入力が大変そうですが、ずいぶん水の節約になると強調していまし た。


このスプリンクラーのニュースを聞いても、ここLAでも水に対する意識は少しずつ ですが高まっているようです。これから夏を迎えて水の需要が増加する時期になりま すが、私も普段から水の無駄遣いに気を付けようと思います…やはり限りある資源は 大切にしなければなりませんね。皆さんもあなたの住んでいる地域の水資源につい て、改めて見直してみてはいかがでしょう。


MAMO (Nature's Story USA)