LA通信 >2004.05.03
 



ビーチでタバコは厳禁!?

6/5(土)の午後、ロナルド・レーガン元アメリカ合衆国大統領氏が亡くなりまし た。

10年ほど前にアルツハイマー病であることを公表してから長い闘病生活を経て の死亡でした。

翌日、レーガン氏の死体が安置されたサンタモニカにある死体仮置き場の建物前には、カーボーイハット、キャンドル、星条旗や花束、そしてゼリービー ン(豆の形をしたゼリータイプの甘いお菓子/彼の好物だったことで有名)などが一 般の人たちにより供えられました。

そしてその横にはメモで「あなたのおかげで、ア メリカ人であることを誇りに思う」、また「世界を変えてくれてありがとう」など、 旧ソビエト連邦との冷戦の終結、ベルリンの壁の崩壊に大きな影響力を与えた大統領 への感謝の気持ちが残されていました。

訪問していた東ヨーロッパからの移民という 中年夫婦は、「彼がいなかったら今の私達の生活は考えられない」と、その感謝の気 持ちをのTVのインタビューで語っていました。

6/7(月)に棺はLA郊外のシミバレー市にある“ロナルドレーガン大統領記念館 (Ronald Reagan Presidential Library)”に移動され、弔問受付が開始されまし た。

シュワルツネッガーカルフォルニア州知事夫妻らも弔問者として訪れ、故人のそ の敬意を表しました。

昼からは一般の人たちの弔問も始まりその列は実に何マイルも 続き、夜中を通じて30時間、6万人以上の人たちを受け付けるそうです。

その後、 6/9(水)に棺は首都ワシントンへ運ばれ6/11(金)には国葬(故ケネディ大 統領依頼30年ぶり)が行われる予定です。

式には同じ時代に活躍した旧ソ連のゴル バチョフ氏、イギリスのサッチャー女史の出席も伝えられており、その人格と人気を 物語っています。享年93歳、歴代で最も長生きした大統領でした。

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夏になり海やビーチに行く機会が増えてきますが、ここ南カルフォルニア近辺に住む 人たちは、今年はひとつ気を付けなければいけないことがあります。

それは多くの ビーチ(砂浜)で喫煙が禁止されたことです。

あの観光地でも有名なサンタモニカ ビーチでもタバコを吸うのは厳禁で、もし違反をした場合は罰金が科せられます。

砂浜で見付けることが出来る最も多いゴミはタバコの吸殻で、2002年に行われた 海岸の一斉クリーンアップでは、1日に3万個以上のタバコの吸殻が回収されまし た。

タバコの吸殻は環境に悪影響を与えるだけで無く、ビーチで遊ぶ小さな子供等が 口に入れたりする危険性、副流煙(セカンドハンド・スモークと呼ばれます)によ り、他の人々に与える健康的な悪影響が指摘されています。

ロスアンゼルスを始め、南カルフォルニアに住む人たちはビーチに対する愛着が非常 に深く、以前よりタバコの吸殻によりビーチが汚されていることに多くの人たちが問 題を感じていました。

そして昨年からお隣のオレンジ郡のサンクレメンテ、サンディ エゴ郡のソラナビーチで禁煙が実施され、ビーチや海岸での喫煙が規制される動きが 活発化してきました。

この動きは少しづつ拡大して、現在はロスアンゼルス郡のサン タモニカビーチやマリブビーチでも喫煙規制が始まっています。

既にカルフォルニア州では公共施設内や一般のレストラン、バーの中での喫煙が禁止 されており、喫煙者は建物の外へ出てタバコを吸わなければなりません。

それが今度 は屋外であっても指定された海岸では喫煙が禁止された訳です。喫煙者にとっては不 便な事かも知れませんが、タバコを吸わない人(私も含めて)にとっては非常に喜ば しいことだと言えます。

こちらではタバコの税金は非常に高く、銘柄にもよりますが1箱の価格は日本の1. 5倍以上はします。

またビルボードやメディアでのタバコのコマーシャルも厳しく規 制されていて、TVでそれを見ることはまずありません。

更に禁煙を促進するコマー シャルや、タバコメーカーを攻撃するコマーシャルもTVで盛んに放映されており、 喫煙者に対する風当たりは益々強くなって来ています。

以前に私の両親がアメリカに来た時、私の父がタバコが欲しいと言うので、スーパー で“マルボロ”を買いました。

その時レジの女性に「タバコは体に悪いからやめなさ い」と繰り返し言われた事があります。

その時は正直驚きましたが、一般の人でも禁 煙に対する意識が非常に高いことを感じました。

逆に昨年日本へ帰った際、居酒屋へ入ったら、店中がタバコの煙だらけで霞んでいました。

以前日本に住んでいた頃はあ まり気にした事はなかったのですが、LAでの生活が長くなると、この煙だらけの店 内には我慢が出来ませんでした。

タバコは百害あって一利無しです。

日本でも少しづ つは改善されているとは思いますが、タバコの無い環境を少しでも早く実現できる事 を願っています。ともかくタバコを吸わない私にとっては、カルフォルニアはとても 住みやすい所です。

MAMO (Nature’s Story USA/ロスアンゼルス)