ここアメリカでは6月は卒業式のシーズンです。
私の友人達の中にも何人か大学を卒 業する人たちがいて、6月に入って2週間続けて卒業式を見てきました。先に行われ た2年制の短大(コミュニティーカレッジ)で行われた卒業式には、私の友人2名が
鮮やかなブルーの卒業ガウンを着て、数百人の卒業生と共に出席しました。
カレッジ 内のフットボールスタジアムで行われた屋外の卒業式は、カルフォルニアらしい青空 と芝生の緑に囲まれ、そして沢山の卒業生の家族や友人がバルーン(風船)や花束な
どを持ち寄り観客席から声援を飛ばしていました。
楽団の演奏や校長の挨拶、招待客 の祝辞などが終わり、一人一人学生の名前が呼び上げられ、それぞれ卒業証書を受け 取りました。
その後、家族や友人達もフィールドに降り、卒業生たちと共に写真撮影 をしたりして彼らを祝福しました。
そして先週金曜日にはあの有名なUCLA(カルフォルニア州立大学ロサンゼルス 校)の卒業式を見てきました。
こちらは卒業生の数がとても多いため、何千人もの卒 業生がキャンパス内のいくつかの建物に分かれて卒業式に出席しました。
私の友人は バスケットボールスタジアムで行われた卒業式に、真っ黒な卒業ガウンを出席しまし た。
屋内スタジアムの天井からは大きなTVスクリーンが下がり、スピーチャー達や 生徒達の表情を大きく映し出していました。
またカレッジバスケットボールで何度も 全国優勝を果たしたことのあるUCLAらしく、その優勝旗が所狭しと建物内の壁に 掛けられていました。
各界へ多くの著名人を輩出しているUCLAらしく、ゲストス ピーチャーもUCLA卒業者で有名な映画プロデューサーが呼ばれていて、“君達が
アメリカを、世界を変えていく”といったスケールの大きな内容のスピーチでした。
こちらは人数が多いせいもあり、各学部の名前が呼ばれると、その学部の卒業生は起 立して学部長の訓示を聞きという形で、卒業証書の交付の代わりとしていたようで
す。
地域に密着したコミュニティーカレッジ(短大)にはいろいろな人たちが勉強してい ます。
私の友人もそうですが4年制の大学へ編入(トランスファーと呼びます)を目 指している人、就職するための技能や知識を学んでいる人、既に仕事をしながらキャ
リアアップを目指す人、定年後の余暇を知識の習得に利用している人などなど…。
今 回卒業した友人の一人は、今は2年後の4年制大学卒業を目指して勉強しています。
また既に日本で4年制の大学を出て就職し、何年か働いてからLAへ来たもう一人の 友人は、“今回の卒業の方が大変だった分喜びが大きい”と語っていました。日本の
大学に比べ、こちらの大学は入学するのは簡単だけれど卒業するには、沢山のレポー ト等の提出や、毎月のように行われるテストを受けたりして、本当に沢山勉強しなけ
ればならず大変だったそうです。
UCLA等の州立大学(ユニバーシティ)は、より専門的な研究機関としての色合い が強く、卒業者たちも専門的な各種職業につく人が多い様です。
アメリカは確かに実 力主義の面も有りますが、一般の企業や社会ではやはり学歴を大変重視していて、有 名大学を卒業していれば、やはり高いステータスを持つことが出来るのが現実のよう
です。
ちなみにUCLAを卒業したアメリカ生まれの私の友人も、やはりそのステー タスに引かれてUCLAを選んだそうです。
既に不動産ローンの代理店として仕事を している彼は、当分仕事を変える予定は無いけれど、これで壁にUCLAの卒業証書 を飾る事が出来ると笑っていました。
今回は私の卒業式ではなかったけれど、何年か前に自分がカレッジを卒業したことを 思い出し、改めて新鮮な気持ちになりました。
私 も彼らに負けないように心機一転頑 張らなければいけませんね。
MAMO (Nature’s Story USA/ロスアンゼルス)